2024年4月24日水曜日

穀雨の頃

今年一番開花は蔓アイスバーグ

スリヤナマスカーラ(太陽礼拝)
毎日の日課にしようかと
らしくもなく始めたのは・・・
4月になった頃かな?

直ぐに小さな結果を実感し
日々それなりに気付きもあり
何回かはうっかり忘れたものの
飽きずに続いています
いつになく自分が嬉しい

有難くもお米一粒が百粒になるのだそうです

苗床が準備された実家

庭の蕗 タラの芽や菜の花
間引きの幼いほうれん草
母が摘んでくれました

大胆に冬剪定した母の薔薇
たくさんの蕾を持っていて(';')ホッ

今年は準早咲のトパーズジュエル

マーティがいなくなって
淋しい庭仕事ですが
花々は春真っ盛りという感じ

薔薇の蕾はまだ小さいけれど
健やかに育っていて楽しみです

枝の更新計画もハラハラながら
ウーメロにいいシュート
期待しながら祈りながら~


モッコウバラが咲き誇る頃
ミモザとサヨナラしました
全ての蕾が咲ききるのを待ち
とても残念な思いで
ゴメンねと言って切りました

3月のゴージャスに輝く黄花
初夏からは美しい葉を風に揺らし
素敵なシンボルツリーでした

湖畔の一本(実は5本)桜 樹齢百年の大島桜 花曇りの下 満開でした

生きとし生けるもの
寿命があると知りつつ
儚い約束のようで
心が揺れます

いつかまた
この桜を観る日が
あるのかな~

2024年3月31日日曜日

人も花もそれぞれ都合があって


オープン日は生憎の雨でしたが
公園リニューアル完了
明るくスッキリしました

マーティと一緒に見た桜は
古く大きくなったから撤去
新たに植えられた木は
ソメイヨシノより気が早いらしく
可愛らしい花を咲かせています


ヒヤシンスやラナンキュラス
球根のお世話はつい怠り
心ならずもフェイドアウト
反省するばかりです
植えっぱなしチューリップ
毎年ご機嫌よく咲いてくれます

陽に透ける花びらが可愛いね


夫が不在のお夕食には
毎度お馴染みのキッシュです

最近は春さんのお食事中
傍らにいて何かとお世話するのに
1時間程かかるので
後からゆっくり一人で頂きます


土曜日のお昼は
春さんがデーサービス利用なので
外食を楽しむことができます

早川港近く「うおとら」で海鮮丼
小田原育ちの知人のおススメ店
カジュアルながら納得の口福


今週末はまさかの夏日
Tシャツでなくちゃ辛いほど
この空気
お雛様には似合わないでしょ

旧暦の月後れではありますが
あと数日でお片付けとなります
・・・と 白い桃の花が開いたり
混ぜこぜな季節です

2019.4.12 散り敷いた桜と

晩年のマーティが
私を呼んだあの悲し気な声に
目覚めてしまった深夜
夢だと分かっていました

もう辛い思いはしていないよね
大丈夫だよ~と言ってみたけど
眠りに落ちるまでの暫くの間
心がざわついて
フワフワを抱きしめたくなりました

2024年3月24日日曜日

雨がしとしと日曜日


庭には花があふれています
春ってかなり気紛れで
寒い風 冷たい雨
なので
庭仕事には心が向かなくて
ステンドグラス制作日和


修正や変更を繰り返し
現状が一番と納得しては
更に
再修正や再変更となり
(';')?
とてもとても苦しい試行錯誤が
なぜか楽しい・・・不思議

背景の水面にヤケガニ―社製UG-1062S

実は初めて
新品のガラス板を注文しました
陽に翳すと
切るのが惜しいくらい美しい

照明ではどう見えるんだろう?
いつも未知の領域を進みます


我が家では毎年
お雛様は4月3日まで飾ります

桃の花が綻んで
得も言われぬ可愛いさ

暖かな冬だったのが嘘みたい
春を待つ思い・・・ん?
もう来ている・・・でしょ⁉


あちらこちらで
いろんな花が咲き始めたからか
メジロが来なくなりました
蜜柑より花の蜜がいいのね
なので
メジロレストラン
今期の営業は終了しました

またのご利用をお待ちしております

新しい色が素敵なモネというプリムラ↑

金曜日 ヨガの帰り道のお買い物
お野菜やワインは止めて
IN NATURALで
プリムラとプリムラジュリアン

マーティはいないから
帰宅してもひとりぼっち
チョット淋しいガーデニング


大きな苺が二つだけ実ったので
ガトーショコラに添えました
のんびり過ごしています

そんな雨模様の週末
そろそろ暮れようとしています

2024年3月13日水曜日

春色いろいろ


朝食後のほんのひと時
林檎を啄むメジロを観察

「飛んでった あっ飛んできた」
春さんの嬉しそうな声
ダイニングに居ながらの
バードウォッチング

小さな命にパワーを貰います


春さんの動体視力は抜群(?)
とは言え
ちゃんと見たいだろうね
←三脚を据え望遠レンズをセット
撮ってくれた素敵な一枚↑

春さんはメジロ色がお好き?

最近はTVも塗り絵も楽しまない
ウトウトするばかりの春さん
そのままそおっとしてあげるのが
一番なのかな~と思ってはいるけど
小鳥に心を動かしてくれる瞬間に
ほっこりと救われたりします


お雛様を飾って
桃の節句をお祝いする頃
薔薇の芽が動き始めます

春の気配を楽しんだり
冷たい雨に驚いたりの
桃始笑(ももはじめてさく)の頃
10日
父の七七忌法要を済ませました

春さんの古いお経本入れのリメイクです

富士山はたっぷりの雪化粧
晴天の納骨日和(?)

お食事は思い出がいっぱいの

驚くことに孫5人
いつの間にか大人になっていて
初めてのお酒のお付き合い


もうすぐ春のお彼岸
皆で義父のお墓参りも出来ました

小さいながら音のいいお鈴に
お座布団を制作
どのレシピにも無いオリジナル
七葉仕上げとなっています

2024年2月29日木曜日

6分の1年を過ごしたのですね


ティファニーランプは憧れですが
私には分不相応に思えて
ゴージャスなあの輝きに
気後れしたまま・・・
多分きっとずっとそうだと思う

廃物利用みたいなのは大好き
そんな思いつきで提灯のリメイク
だから
モティーフは蓮の花です

睡蓮と言えば
1月の末頃に糸さんと
上野の森美術館にて
Claude Monet:Journey to Series Paintings
モネ:連作の情景
ゆっくり楽しんだのでした

なんか遠い日の様に思えます


当日のチケットを並んで買って
指定時間までは「みはし」

初めての上野の森美術館
こじんまりだからか自由な動線
疲れないで鑑賞出来ました
ショップでエコバッグとか買って

ランチは「Le quattro stagioni」

自宅用に連れてきた可愛い子達

youkaのお誕生日には
気になっていたお花屋さん
恒例のチューリップの花束を用意
お食事は「うを弘」さん
楽しく美味しくお喋りしました

諸々が追憶めいていますね



昨日は母に会いに行きました
お喋りしたり庭や畑に出て
菜の花を摘んだり
薔薇の剪定もしました

マーティの庭では
一枝だけになってしまったミモザ
満開です

2024年2月15日木曜日

こんな気分の春なので


スパークリングを溢れさせたり
クロワッサンを焦がしたり
ちょっと変なのかも・・・
ですが
相変わらずと言えばアイカワラズ
メジロの蜜柑を心配したり
盛大な花々の水替えをしたり
ため込んでいた新聞を読んだり
穏やかな日常を暮らしています


立春は極寒の頃と思いきや
小田原は20℃とか・・・で
暖かな陽を背に受けながら
枯らしてしまった鉢に
ビオラなど植え直しました
Marty's Garden では
水仙やチューリップは小さくて
まだ咲く気配はありません
それぞれ事情があるのかな?


春さんの塗り絵
新たな趣向を用意しても
手にしてくれませんでした
糸さんが少しだけ塗ったのを
手元に置いてみましたら
あらあら
ポップな色使いでサクサクと
新境地芸術活動中


うっかりしていたけれど
気付けば
Valentine's dayでございました

ガトーショコラを焼きながら
こちらは楽しい色遊びです


アイスバーグの素敵色の蕾
このまま咲かせましょう

今年はどんな春なんだろう
季節はめくるめく巡り
私は追いつけないかもしれない
出来る事を少しづつ・・・
そう例えば
母の薔薇の強剪定・・・とか?

2024年2月14日水曜日

お別れの日


朝 新幹線を降りて
たっぷりの雪を頂いた富士山が
この冬一番きれいだと思えた事が
兎にも角にも嬉しかった

この日
富士山が大好きだった父の
告別式でした


眠っている間に逝くなんて
父らしい演出みたいと思いつつ
40年前に支度してくれた喪服に
丁寧に半襟を縫い付けました

私が実家と行き来する間に
糸さんが仕付け糸を外してくれて
父の葬儀に初めて袖を通します
(義父は夏に逝きましたので)


納棺師さんの支度が済み
棚経を上げて頂いてからも
家の者はとてもとても忙しく
気持ちの休まる間も無いようです
その一方で
弔問の方の対応をするつもりが
なんとも手持無沙汰な私は
実家で父の書いた物など
久しぶりに読んだりしていました

この一文に納得しました

穏やかで温かな言葉に
父の声が重なるようでした
「現在の死は、生活の基盤であったその
屋根の下では迎えられず、(略)
人生最後の幾日かは、己の意思の働き難い位置で
(略)手を尽くされ止まる。
それが本人にとって、どれほどの価値があろうか」

人生一貫してそうだった様に
最期まで思い通りにできた人です


また会えると疑いようのない程に
あんなに元気だったのに
あっさりと旅立ってしまいましたが
不思議と辛くはないです
皆で心を尽くして
父の好みにかなうような
いいお見送りが出来ました

お留守番の糸さんが撮影した可愛いショット

いつもなら迷わず
クリーニングに出す足袋と半襟
手洗いしてアイロン掛けしました
しみじみ心が穏やかです

こうした嗜みというか心の持ちようを
父が好む気がするというだけなのですが
亡くなってしまったからこそ
こんな風に思うのですね


立春の日が命日となりました
(来年は3日で再来年は4日ですが)

澄み渡った空と雪の富士山
梅が綻ぶ美しいこの季節
毎年 父を偲ぶのかな

2024年1月22日月曜日

いつか分かるのかな?


マーティが逝ってから
だから
もう一年にはなるだろうか
ゴルドベルグ変奏曲のアリア
朝のアラームから始まって
一日中聴いている
グレン・グールドは好きじゃない
ファジル・サイでもなく
ラン・ランが心地いい

LED照明を電球色にするとこんな感じ

ヴィキングル・オラフソン
アチコチで話題だったから
有名なピアニストらしい
その記事によれば
かのゴルドベルグの主題は
左手伴奏に隠され変奏されるとかで
彼は見事に表現している云々

伴奏を追いかけるなんて無理
私にはメロディしか聞こえないよ

クリスマスに間に合ったのですよ

ドラマーって客席から見えないし
地味なパートだと思っていた
夫と一緒に過ごすようになって
その豊かさに気付いた
今更ですが派手な存在と納得

連弾ならプリモよりセコンド
バスが好きと言っていた糸さん
オケでは第2ヴァイオリンが面白いとも
私の知らない魅力があるんだね


魚を捌く動画を見るとかって
コチラも私には分からない趣味

コチラが指南書

↑夫に関アジを買って帰りました
イメージトレーニングは既に充分
そろそろ包丁を持ってみては?
鮮やかに三枚におろし
美しい一片をお刺し身に仕上げ
お夕食の一皿を期待します

鮪の解体を夢見てもムリ無理!
出来ること(アジ)から始めて
味わい楽しむうちに
いつか奥義に至るかもしれないよ

のぞみは剪定せず伸ばしてみよう

ゴルドベルグを聴く時には
やはり心を解いて
メロディの美しさを楽しみたい
いつか伴奏が前に出てきて
心を捉えることがあるかもしれない
それは素敵な感覚だろう

分からないことだらけの薔薇育ても
そんな風に力を抜いて
私なりの思いを尽くせばいいよね

2024年1月17日水曜日

知らない事ばかりの〇5歳

別冊太陽 星野道夫 2016,9,24

この地球のどこかに
白熊のいる風景(時)があると
知っていることで
人生が豊かになるというメッセージ
誰かの声で覚えていて
ずっと気になっていた
星野直子さんのトークだと気付き
「旅をする木」に辿りついた


私が直に経験できない
遠く大きな世界の果てを
体感した人の言葉が
魂のどこかしらに響く

私は(多分)そこには行かれないけど
少しだけ知ることができる


花を植えている私に気付かずに
蜜柑に誘われてメジロが来た
細やかな庭の小さな自然

私の生活に流れる時間の中で
自由な生命の囀りを聞く

マーティの思い出もここにある

朽ち果てたトーテムポールのワタリガラス

そう言えば・・・
raven(ワタリガラス)
神話の世界ではこの世の創造主とか

「不思議な国のアリス」のナゾナゾや
「ハリーポッター」のレイブンクロー寮
私の中では
おかしみのある存在感でした

古くからの信仰を知れば
受け止め方も変わります

長く迷っていた炊飯用鍋の新提案

無水鍋とは
機能の呼び名との認識だったので
遠く1953年誕生の商品名など
考えたこともなかったのでした
だから
お誕生日に子供たちから贈られて
何も知らない自分にまたしても驚き

美しい鍋をありがとう!
美味しいご飯を楽しんでいます

偶然,無水鍋ともmade in Hiroshima

太枝も切れそうな剪定鋏は夫から
この冬から活躍しています
「足に落とさないように!」との忠告
あ・・・確かに
先代の鋏は脚立の上から落として
刃の先端が欠けたのでした
足に落とすなんて思ってなかったけど
そんなこともあるかも!
ご忠告 胸に刻んで大切に使います
新しい一年を楽しめそうです