2018年4月26日木曜日

測候所であるということ


海と陽と石がありました
風が吹いていました
初めての江の浦測候所

天気予報で晴れを確かめての予約
youkaと糸さんと
3人で行くことができました

夏至光遥拝100㍍ギャラリー

駅から知らない道を未知の場へ
送迎バスに全てお任せして
連れられていくのも大事な段取り

人数制限の入替制
僅かに大人だけ・・・静かです

冬至光遥拝隧道



冬至の朝陽がこの隧道を貫き
赤い陽が真っ直ぐに入って来て
対面した円形石舞台の巨石を照らす

その強い力を感じてみたい

「人の最も古い記憶」を甦らせる
その為の装置なのだとか



隧道の上は⇒
海に向かっての高くて長い小径

海と対峙する糸さん
何を感じたのでしょう



小径の右手は光学硝子舞台
←下から見上げると懸造り

観客席からは舞台が
水面に浮いているように見えます




小径の手前の観客席は
古代ローマの円形劇場を再現

それが小径にかかりゲートとなります
上部のレリーフは生命の樹



ギャラリーには
杉本博司氏の作品「海景シリーズ」
ここまでが海と陽のこと

この他
大切な物が贅沢に集められています

箱根旧奈良屋の門とか
悠久の証明でありながら
人の歴史に関わっていた石とか
そして、更に茶室とか
樹齢一千年の屋久杉のテーブルとか
そして・・・風
山の木々の葉を揺らす音が
何か教えてくれているみたいでした

私はこの時空に一人です

2 件のコメント:

  1. 娘さん達とのお出かけ、いいですね~
    壮大な仕掛けの場所、存在を知りませんでした
    お三方それぞれに感じるところがあったのですね

    桜が散ったと思ったら、植物たちの動きが活発化して
    今年は他の地域のお友だちのお庭より開花が遅れていた薔薇たちが
    次々と咲き始めました
    マ-ティ-のお庭とは同じくらいでしたね
    ついつい手入れに夢中になって、もう家に入りたいお犬から
    避難の視線が送られるのは我が家も同じです(笑)

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    1. 桜太母さん(^^)/
      江の浦測候所・・・体感してください!手続きが面倒で融通がきかない感がありますが、素敵な場です
      HPの杉本博司氏のインタビュー動画は必見です
      この時期、庭は楽しいですね!(^^)!咲いた花も蕾も葉っぱ等を見ているだけで時間が過ぎてしまうのに、次々と仕事が見つかってしまうのでマーティはウンザリしています
      明日からの雨風が心配ですね!

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