開いたばかりの花に挨拶
そっと触れて愛おしみ
その美しさを花に語り聞かせる
始まりはいつもトキメキ
小さな庭に薔薇の香りがみちて
蜂の羽音も喜ばしく
ひとり占めするのが勿体ないような
それは嬉しい朝
ビオラの花殻を摘み
雑草を抜き
落ち葉を掃いて
棘に意地悪されながら
薔薇にお仕えしているような
それはそれは忙しい日々
薔薇の種類も扱い方も
そもそもが分からないまま
とにかく育つ勢いに任せて
大きくするのが楽しかったけど
あれから10年程
多少の理論とこの庭の限界を知って
この後はどうしようかと
それはそれで悩ましいステージ
白い壁に映える強くて可愛い小輪
いつも通り最後に咲きました
満開時に肥料を埋め込んで
梅雨時に剪定
枝の若返りを図っていますが
薔薇はそれぞれで
正解は一年後にしか分からない
それは自然の理なので
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