2024年11月3日日曜日

今、間違いなく息をして生きている私

彼女の「さくら」は読んで後悔した一冊だし

西加奈子の「くもをさがす」
図書館の予約の順番が来て
借りてきた・・・ら
その装丁は雲のようでありながら
蜘蛛がいる
(';')
よりによって
くもって蜘蛛か~⁈

恐ろしく大きな巣なのですよ

何故かハロウィンの頃
庭に蜘蛛を見る・・・気がする
昨夜は激しい雨だったのに
高くにある巣は健在~丈夫なんだ
絶対に掛かりたくないよ

こんなに遠くなら怖くないけど
蜘蛛って本当に苦手です
だから
くもが雲でなかっただけでゾクッ

枝に残した花が秋色になりました

蜘蛛は文中を動き回ることなく
よきものとして彼女を守る
よかった
切実で辛い述懐が続き
その言葉に立ち止まり
挿入される文章にも揺れた

春さんとお別れしてから
生と死に纏わる言葉に出会う
というより・・・つい 囚われる

11月だというのに↖なんて呑気な子たち↑

祖母を看取る少年は語る
「時がそれを見捨てるまで
身体を支えること」は衝動だと
それは呼吸の様なものだと

そういう事だったのかも~
深く息を吸って目を閉じて
少しだけ自分を理解する

春さんが逝ってひと月です

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