春が過ぎていってしまいます

車椅子を押して春さん通院

夏の兆しを肌で捉えて

溜息

苦手な季節なのよね～

なんて言いながらの帰路

あ

やっぱり君が一番に咲いたんだ！

春さんの体調は安定していて

血液検査にも不安材料はなく

９３歳としては満点合格だそうです

このまま穏やかな日々が

続きますようにと祈ります

一緒に暮らした4年の内に

諸々は緩やかに変化

全てを受け止め暮らしています

話しかけているみたいに

アゲハ蝶が舞い飛びます

君はいつかの誰かなの？

自然の約束通りなのね

公園でとても美しく鳴く鶯がいて

去年も上手だったあの子かも・・・

そんな風に

季節が廻りくるって本当に嬉しい

池田晶子を読み散らかしています

ほぼ同い年の彼女

以前は好きじゃなかったけれど

今はこんなフレーズに共感

友達になってもよかったかな⁈

ちょっと面倒みたいだし

もう　いないんだけどね

庭の苺を摘み取りました

山桜桃梅もブルーベリーも

小さな実を結んでいますよ

薔薇の蕾も賑やかになって

嬉しい・・・のですが

小さな傷や虫食い穴に

ザワザワするのも季節の決まり事

というわけで

14歳でも41歳でも

出会えなかった哲学ですが

マーティのことを想うことで

少しだけ賢くなったかも

・・・です