2017年9月25日月曜日

それぞれの季節


生憎の曇り空
イエ
恰好の芝刈り日和






オバアチャマの家では
門の脇の白萩が満開
お庭の紅萩も見事でした
風が吹くと全ての花が揺れます



縁側に添って並んだ鉢
既に花の影は無く
枯れ枝は乾いていました
鉢を整理して土を均し
「秋の花を植えましょうか?」
喜んでくれると思ったけれど
「庭に降りないようにしているから
お水を遣れないよ」と

午後も富士山は見えていました

その言葉を受けとめ
切なくなります
それで安心はできるれど
小さな喜びをひとつ諦めること

何かを出来なくなる淋しさ
受け入れていく強さ

Mamの家の玄関には彼岸花


ん?
なんか違う次元のケースを
思い出してしまった
コチラのマーティ
そう・・半年くらい前から
耳が遠いようなのです



誰が帰宅しても知らん顔
着替えを済ませて
手を洗っている頃に
漸く顔を上げて「?」と
そんな感じ

「やる気の問題じゃね?」と糸さん

足音に気付かないのか
背中を向けて反対方向を探したり
ここだよって触られてビックリしたり
それでも
困った様子もなく
楽し気に暮しております




鼻は利くので
リゾットを作る糸さんの足元
なにかと絡んでますね

イトサンナニツクッテンノ?
ベーコンッテイイニオイダネ!



音のない世界にいるのか
轟音に遮られて聞こえないのか
マーティに聞いても
分かりません
パパさんは「医者に行けば?」
聴力検査して貰うのかな?
ん~(-.-)?


マーティは困った様子もなく
不安そうでもありません

コンナモンダッタカナ?
なんて
思っているだけかしら?


玄関にお迎えに出ないのは
みんな我慢しようね!

秋の中に夏がまだ残っていて
金木犀の香りがするというのに
百日紅がいい色で咲いています

2 件のコメント:

  1. 曇っていても富士山が見える、そんな秋の日
    日差しがあるとまだ暑いので、曇り空はお散歩・お庭のお手入れ日和ですね
    オバアチャマ、お一人でいらっしゃるから 怪我をしないように用心されているのですね? 
    自分でされない分、芝刈りどきにやってきてお庭を綺麗にしてくれる
    Aggonyaさんの訪問を楽しみにされているのではないでしょうか?
    なかなかできることではありません、いつもご苦労さまです

    マ-ティ-くん、お耳が・・・わんこたちも人間と同じ現象がおこってくるのですよね・・・友人のわんこも耳が遠くなって、それまで怖がっていた雷が平気になったそうです
    悪いことばかりではない・・・他の感覚で補う能力があるわんこたちは、人間が心配するほど不便は感じないのかもしれませんね
    9歳になった桜太も歳を感じることが出てきました
    でも、そんなわんこをなんだかますますかわいいと感じますよね

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    1. 桜太母さん(^^)/
      義母の暮らしに(もしも生存しているならばの)30年後の自分を想います(-.-)?
      また、人より早く老いると理解していながら、いつまでも幼児のように思っていたマーティの現実も受け入れる時・・・私自身のこの季節を生きていることを、より鮮明に自覚します
      義母との時間、マーティとの暮らしが本当に愛おしいです

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