2024年11月28日木曜日

春さん 風になる

孫一同がお供えした胡蝶蘭が咲ききりました

16日は春さんの七七忌
義父の隣にお骨を納めました

私には追憶しかないから
春さんは風になったけれど
孫や曾孫には確かに
生命として繋がっています


21日解禁でした
←夫はコチラを抱えて帰宅
!(';')!
何故か・・・例年より美味しい
今年の出来を評価できる舌ではないので
心の余裕なのかな~
なにかにつけそう感じるこの頃
もしかしたら
体力の余裕かもしれないね


箱根にも駒ヶ岳があります
標高1356m(データがマチマチ?)
youkaは徒歩で制覇したようですが
ロープウェイ(往復¥1800)
こちらを利用しない手はないでしょ

芦ノ湖まではタンデムライド
渋滞を避けて
金太郎ロードからのアプローチ

山頂はリニューアルされるらしい

相模湾と駿河湾と富士山
期待以上の眺望
山頂には箱根神社の奥宮
24日は月日祭で神事があり
祝詞が聴こえていて
より神聖な雰囲気でした

被ってしまうから似合うかは気にならない

新しいヘルメットです

赤を着る事は全くないのですが
ライダー(?)スタイルには
綺麗な赤を取り入れてみました
バイクの個性を尊重しながら
トータルでデザインするのは楽しい
次はジャケットですか?


バフビューティがよく咲きます
後発だったこの木が今は頼もしい
ウーメロは縮小傾向
ピエールも再生途中
アイスバーグは枯れましたが
挿し木に生命が繋がっています

薔薇も主役が入れ替わりながら
10年越えのお付き合いです

2024年11月14日木曜日

自力はあり得ずただ他力を憑むだけ


タンデムツーリングの体感は
オープンカーに近いのかも
スピードと重力に身を任せて
ただ陽と風を受けているだけ
けど
インカムの会話があるから
自分ひとりの世界じゃない

MISORAの山頂カフェ321で

11/4(Mon.)
海沿いを走って伊東へ
小室山にはリフトがあって
バイクを置いて上ると
大きな海と空→

帰りは伊豆スカイライン
そしてターンパイク
雲を見上げ続けていると
空を飛んでいるよう

ミセバヤが可愛い

春さんの七七忌の準備
お寺に伺ったり
石屋さんに名を彫って貰い
お墓で納骨の準備をして貰い
位牌を支度し
後は何をするのだろう?
心がザワザワしているせいで
肝心なお骨を忘れそうで怖いよ

ブルーベリーも色付いた

父と春さんの二人が逝ったと
喪中はがきを出した
そして
同じような淋しいはがきが届く
今までとは少し違う思いで
それを受け取る
毎年こうしてきたし
これからも繰り返していくこと

WAKOの不思議時計とモンスター

銀座にお出掛けしました
急だったのに
糸さんがお休みでラッキー
←待ち合わせは4丁目交差点

街歩きにはよい季節
都会も美しくなる
美術館や庭園巡りしたいな~
すっかり忘れていたよ
誰かを誘って楽しい事しなくちゃね


とりとめのないお喋りしながら
ゆっくりお食事
夏野に寄ってお箸を買って
新橋まで歩いた
夫が出張で留守なんだけど
やっぱり夕方には帰宅
デーサービスから帰る春さんも
散歩を待つマーティもいないけど

糸さんにあげたら大事に磨いてくれました

電車に乗る時に持つ本は
重くても厚くても大切すぎても
字が小さくても困るので
100分で名著「歎異抄」
私はかなりの宗教音痴らしく
何度も読んでいながらそもそもから不明
それでも
鬼籍に入った心近い人を思うから
阿弥陀如来に合掌

2024年11月3日日曜日

今、間違いなく息をして生きている私

彼女の「さくら」は読んで後悔した一冊だし

西加奈子の「くもをさがす」
図書館の予約の順番が来て
借りてきた・・・ら
その装丁は雲のようでありながら
蜘蛛がいる
(';')
よりによって
くもって蜘蛛か~⁈

恐ろしく大きな巣なのですよ

何故かハロウィンの頃
庭に蜘蛛を見る・・・気がする
昨夜は激しい雨だったのに
高くにある巣は健在~丈夫なんだ
絶対に掛かりたくないよ

こんなに遠くなら怖くないけど
蜘蛛って本当に苦手です
だから
くもが雲でなかっただけでゾクッ

枝に残した花が秋色になりました

蜘蛛は文中を動き回ることなく
よきものとして彼女を守る
よかった
切実で辛い述懐が続き
その言葉に立ち止まり
挿入される文章にも揺れた

春さんとお別れしてから
生と死に纏わる言葉に出会う
というより・・・つい 囚われる

11月だというのに↖なんて呑気な子たち↑

祖母を看取る少年は語る
「時がそれを見捨てるまで
身体を支えること」は衝動だと
それは呼吸の様なものだと

そういう事だったのかも~
深く息を吸って目を閉じて
少しだけ自分を理解する

春さんが逝ってひと月です

2024年10月31日木曜日

Happy Hallowe'en !

ボサボサのカラーリーフで不気味アレンジ

10月が終わってしまうの⁈
それは毎年思うことだけど
ふぅ~って気分です
お片付け(今は事務系)は続いて
あんまり楽しくもない日々です
ん?・・・でもないか
春さんがいなくて淋しいけれど
自由です

夫がいない夜の定番ケークサレと白ワイン
同時進行で課題をこなすわけで
クルクルと行ったり来たり
一方で
待ち時間には何も始められないから
恨めしくて溜息ついたり

そんな不自由に慣れ過ぎたからか
何も気にしなくていいと気付く度
本当にビックリします


10/13(Sun)
6時過ぎに出発して山中湖へ
メインディッシュは
パノラマ台からの湖と富士山
信号のある市街地を抜けると
風を受けながら空を見上げるだけ
タンデムの乗り心地はマズマズ


気紛れな霧を体感し湖畔で休憩
水筒のコーヒーと柳屋のアンパン
バイクが集まる道志の道の駅で
カボチャ(上の写真)を買って帰ります
帰路に虎たまとNAPSに寄って
タンデムベルトを手に入れました


10/19(Sat) 7時過ぎに出発
曇っていても富士山はくっきり
チョット寒いけど河口湖へ
久保田一竹美術館とムースヒルズ
・・・のつもりでしたが
9時に着いちゃったので予定変更
勝沼まで高速を走ります


地下のカーヴで吟味
ドライバーはワインの情報収集役
アドバイスに従い一人試飲を繰り返し
勝沼の地元ワイン中心セレクト
赤1本白3本を仕入れました

大きなバッグを搭載しているし
この日は陽射しが少ないから大丈夫

これからお気に入りワイナリーを見つけます

ネーミングに惹かれて手にしたのは
試飲して東雲は印象的
ボトルを開けるのが楽しみです


枯れてしまった幾つかの鉢植え
過酷な暑さ故と諦めていたけど
今更ながら掘り返すと
コガネムシの幼虫の仕業でした
何にもしてあげられずごめんね

放置してしまった庭なのに
綺麗な花がちゃんと咲き始めて
慰められる思いの今秋

2024年10月11日金曜日

日常と非日常な10月


カサブランカのあの香り
家に咽るほどに満ちていて
自ず心と背筋が伸びます

その役割を果たす美しい花々
春さんに手向けられた名残りです

95歳まで11日残して
とうとう逝ってしまいました


溢れるほどのお花に埋もれ
安らかに眠るお顔に
漸くホッとした思いでした

病院にお迎えは豪雨のドライブ
フル稼働のワイパーで高速疾走


電話が鳴るのを怖れながら
夜も昼も過ごした日々
それは結構に辛かったんだけれど

ちびバッタと鬩ぎあいながら
バジルを収穫しては
ジェノベーゼ作りに勤しんだり
日常を寧ろ強く実感していた
のかも知れない


そしていきなり
葬儀まで掛け抜けた一週間
まだまだ課題は満載らしい

義父の葬儀は社葬だったから
事実上は喪主初心者なので
学びつつ歩んでおります

庭の手入れをしたいです

2024年9月29日日曜日

summer in 2024


スマホに残る夏の記憶
ブログ更新ができないまま
気付けば
9月が終わろうとしている

光の中の草や木や虫
命を写しこんだ残像の中に

病床の春さんの顏がある


ほぼ毎日のように
海沿いの高速を走る

湘南の街や海や空を
大きく見渡せる病室に
春さんがいるから


冷たい手を擦り
耳元に声をかけ
時に目を合わせて

そんな暮らしが続いている
空は秋めいてきた


ヒカリオママとグランマ
お見舞いに来てくれました

バンブーベトナムがお気にめし
再来店
ベトナム料理に魅了された!と
リッチなツアーに申し込んみ
母娘旅
現地でグルメしちゃうのだそうです


シルスマリアのソフトクリーム
ニューローズのカレー
オタノシミは他にもあって
そんな彼是が
ヒカリオ家に様々に反映し
楽し気に展開していくのは
春さん効果・・・なのね


春さんの歌集を開く

以前とは違う心持ちで
その思いを受け止める

清流の浅瀬を 白き石に堰ぎ
鮠 追いかけぬ 幼と吾は (1986)

春さん56歳の夏


バターロールを焼いた朝
ダイニングに入る度
その匂いに幸せになれる
つまり
いつも通りの暮らしなのに
春さんがいないリビングで
ふと立ち止まることがある

入院からもうすぐ50日

2024年8月26日月曜日

Amazon暮らし


夏草が思いっきり生い茂り
水道メーターの場所も見えないよ
検針の方は困ったでしょうに
(';')
熱帯の密林化した(?)マーティの庭
本当にごめんなさい
なんとかしなくちゃ・・・ね


こんなに暑いのに元気なバジル
小さなバッタを追い払っては
葉っぱの管理に余念なく
楽しく収穫をしております
ジェノベーゼを作りたいのに
松の実が手に入らないという危機

素性のよさげな良品を選んで完成しました

500gとか1kgの袋が欲しいのに
中華材料コーナーの小袋ばかり
アチコチの店を彷徨い
もしかしてこの世にないの?な
絶望的な気分
という事で・・・
Amazon
ありそうでない物を見つける場所

家庭用は役に立たずに50cm級をセレクト

夫の楽しいガレージライフ
しかしながら
この暑さには耐えかねて
業務用の扇風機を取り付けました
コチラも・・・
Amazon
そんなの無いでしょ!なんて物も
選り取り見取りに揃っています

Que BONITAのベーグルが美味

そんなこんなで
いつの間にかAmazon暮らし
すっごく助かるんだけど
お店を覗く楽しさとか
思い出せなくなっていくようで
ちょっと不安
youkaが素敵なお店を教えてくれた→
そうなんだよね
Amazon暮らしばかりじゃダメ
お買い物に出掛けよう

2024年8月21日水曜日

自分を分かりたいのだけど

マーティの庭は雑草(?)の花盛り

13日のお昼前に春さん急な発熱
救急車に同乗して1時間
漸く病院が決まって発進

熱は下がり酸素レベル回復
原因不明で経過観察となり入院

出入りの激しいERのベンチに
ずっと(5時間)座っていたからか
身体がコチコチになりました

13日のお供えはお団子なのが春さん流

春さんはグッスリ眠っていて
何も告げられない
目が覚めたら驚くよね・・・
でも18時を過ぎているし
病室には入れないので
病院にお任せして帰宅しました

ひとまずヤレヤレ(?)な長い1日


活き〆めのヒラメと真鯛
夫が昆布締めしたのが食べ頃
なので
お夕食に頂きました
ヘトヘトなので有難かったです

昼を食べていないんだね
これからどうなるのかな
しっかり食べなくちゃね

お迎え火を焚きながらのビールがいいね

同居を始めた5年前の圧迫骨折
やはりお盆だった

まだ介護に慣れていなかったから
春さんを支える生活に向きあうのに
不安と動揺と汗の日々だった


春さんと暮らし始めてからずっと
自分の中に
不自然な気分があって
それは理想とは離れていたから
このままではいけない
きっと脱皮のチャンスなのだから
変わらなければ一生後悔する
・・・と
常に焦っていた


春さんがいろいろ出来なくなるにつれ
その気分はやはり変わっていく
自然に移ろう心の色を感じながら
私はどうしたいのかずっと考えていた

偶然に触れた聖書と密教の言葉
コレ?って掴めそうに思えた何か
でも・・・救急車・ER・入院・・で
どこかに拡散してしまった

今日は夫の手を握り返さないと言う

大事なことが分かりそうだったのに
指の間から砂がこぼれるように
掴めなくなってしまった
自分の心なのに・・・ね
変わりたい私は
変われない儘なのかな

春さんの手を取ろうとして
心の近さを計ってしまう
柔らかくて冷たくて心許ない

この線路の先に春さんの人生89/94がある

春さんがいない暮らし
開放されて妙に居心地が悪いから
冷蔵庫や引き出しの整理
掃除や片付けばかりして疲れる

春さんの一日が過ぎる
私の一日も一緒

2024年8月11日日曜日

既に立秋 涼風至(';')?

真っ当な提灯をお供え致しました

毎年恒例のミッション
太陽のパワーを体感しながら
親類のお墓を廻りました

父の新盆の祭壇にお参りしました

この家に父の気配は濃くて
相変わらず穏やかな佇まいで
その辺りで機嫌よく
ゆっくりしているように思えました


庭の鬼灯の葉は虫食いで
それがなんとも可愛いく思えたり
お知り合いの畑の西瓜とか
温かみのあるいい雰囲気
こーゆーのパパの好みだね
亡くなってしまったら
話せなくなる・・・んじゃないのね
ふふっ・・・って
ちゃんと声が胸に聞こえました

蓮の美しさにあらためてウットリ

夫のお友達のお寺に伺いました
棚経に出られていて会えませんでした
私は素敵な花に出会えました→
池に咲く蓮の花を
こんなに近く見ることがないから
初めて花の中に蓮の実を確認

暑い暑~い境内で夏休み自由研究
外に出なければできない自然観察

奥は海老とアスパラガスのグラタン

こちらのご友人に頂いたシラス
今夜はピザにしてみました
たっぷり頂いたので
様々なアレンジで楽しめます

感謝です

他にはタコとアボカドのサラダでした

そして自家製バジルのソース
松の実が足りずヘーゼルナッツも使用
ジェノベーゼって言っていいのかな?
私のミラノ風カツレツは豚でチーズイン
トマトソースだけでは物足りず
ジェノベーゼも添えた自己流です

お気に入りの「風」でお祝い

河口湖までの親子ツーリング
楽しくてメデタシメデタシ
もうすぐシュンノスケのお誕生日
なので
お祝いモードのお夕食です

健康に大事に年齢を重ねてね

いい風に恵まれて
実りある一年をすごせますように