思いがけず、今年も梅仕事

美味しいものを持って

父に会いに行こうと思いました

一緒にお昼を食べて

庭を眺めて

母と畑を歩きながら

いつもの繰り言を聞きましょう

夫にペットシッターを任せて

電車に乗って一人お出掛け

一つ先の駅まで乗り越して

先ずは春さんのお庭へ

切り倒された木々が乾いて

夏草が茂る中

梅の木は小さく刈り込まれて

淋し気に立っています

裏の門を使うこともないから

通路の苔が悲しい

この家を誇らしく大事に思い

暮らした記憶は確かなのに

住む者がいなくなって

大きな建物だけが虚しく在る

この風景は胸に痛い

母が収穫放棄していた南高梅4.2kgを摘みました

弟が愛車でお迎えに来てくれて

(彼はいつも優しい)

美しい水田を見ながら走ると

心は緩やかに和んでいく

３世代が暮らす家は

明るい光の中にあるように見える

そして

いつも通り両親の笑顔が嬉しい

マーティはよく寝て

困った事もなかったらしく

夫は役目を終えヤレヤレ

最近、人を呼ぶように

「ヒャン」と鳴きます

何事かと駆けつけると

起き上がれないだけ・・・とか

サポートされている自覚はあるみたい

さて、梅仕事

南高梅だからか

杏色に染まっていきます

熟した実の梅酒もアリとのこと

なので

梅の実2.1㎏ 氷砂糖0.8㎏ リカー2.5l

今年も思いがけず

大量に仕込みました

by youka

youkaにもお声掛け

特選 1kg 準特選 0.5kg

仕事帰りに持ち帰ってくれました

夜遅くの作業でしたが

シロップ漬けにしたんだって

梅の香り

とても好きです