2025年8月8日金曜日

兎にも角にも 夏

例えばこんな辺りを彷徨い続け

春さんが逝って初めての夏
新盆の段飾りを設えます

仏事のルールを学び
宗派や檀那寺による違いに迷い
検索してみたり
お寺にお伺いしたり
そもそもから始めております

初心者はいつも大変です


香 花 灯燭 浄水 飲食(おんじき)
五供(ごく)を整えます
対の岐阜提灯と白提灯を求め
仕舞ってある漆器を出した
(';')
用意した祭壇では手狭
なので
枕飾りの白布等々で拡張
工夫を重ねています


義父の新盆の大きな蝋燭とか
回転する派手な提灯
春さんの家にあるのだからと
運び込んで更に加えると
随分と賑やかになりました


春さんとの暮らしはまだまだ続くと
そんな風に思っていた去年の今頃
ステンドグラスを仕上げたものの
(あまりの不出来に)
父の新盆にはお供えできず
窓に飾っちゃうことにしました
そんな成り行きなのに
この夏 シックリ馴染んでいるようで
不思議な思いがします


蟻はたくさんいるけど
カナブンとかは・・・いない?
だからかな
ダメージの無い薔薇が咲く

呆れるほど強い陽射しを受けて
花はこんなに逞しくて美しい


その強い太陽光線を利用して
母の梅干しに入っている
大量の赤紫蘇の葉から
ゆかり粉を作ろうと
糸さんの提案があり・・・実践
カリカリに乾いた葉をゴリゴリ
篩にかけたら
サラサラの美しい粉になりました
いい香り

大理石の反射は眩しいけど優しい

公園の大きな木が切られた時
冬の陽だまりを実感して
嬉しかった・・・けど
あの木々に守られていた季節
あったんだと思う

そんなこと思っている人
地球上にいっぱいいるよね
来年の夏が怖いな